とらころーる

オタク女が好きなものを叫ぶ場所

2*歳の女が一回り年下のアイドルちゃんを好きになるまで。そしてそれから。

大げさなタイトルをつけたけど、なんてことはない、自分語り兼アイドルグループ"loop"のメンバー、高梨りさちゃんに宛てたラブレターのようなものです。

 

そもそも、「かわいい女の子好き!アイドルさんも可愛い!だけど別に生で見たいってほどではないな~」程度の普通の女がアイドルが出演する現場に通うようになったのは『瞬間リアライズ』という女性声優ユニットがきっかけでした。(残念ながら既に解散していますが)

 

声優ユニットというくくりでしたが、ライブアイドルが出演するイベントに定期的に出ていたんですよね。赤坂元気劇場とか、渋谷gladとか。

2012年頃からかな、彼女たちが出演するイベントに1~2か月に一度顔を出していました。そして同じ日の出演者で特に気になる子がいたら別途チェックして・・・という感じ。

 


そういう繋がりを繰り返してloopちゃんと出会ったのは、2015年の9月6日、ライブアイドルの有香ちゃんが主催する活動4周年記念ライブでした。

当時の自分のツイートを掘り返してみました、あったあった。

 

 

若さが溢れてキラキラしてた。
年齢としての若さだけじゃなくて、なんでもできる可能性・選択肢の数々が見えて眩しかった。

 

なんかねぇ、loopのステージを見たときに、自分の高校時代を思い出したんです。
10年前には自分も女子高生だったけど、通っていたのは茨城の中堅公立高校。
学校では授業が終わったら課外学習or部活、休日も勉強。たまに学校からの帰り道に寄るところといったら大きめドラッグストアか古いカラオケか寂れたショッピングセンターか・・・というしょっぱいものだったので、雑誌で見るような都会の女子高生は別世界の住人って感じで。

 

第二希望ではあったけど希望通り都内の国立の大学入って、卒業して、地元で安定した職について、実家でのんびり不自由なく過ごしてる今。


他の人が聞いたら「恵まれてる!まだ若いからなんでもできる!」って言うだろうし、自分でも特に後悔らしい後悔はないんだけれど。

もうちょっと都会で高校時代過ごしたらもっと色んな経験できたのかな、っていう思いは正直あります。
(私自身が地味JKだったから都内の高校に行ってもいわゆるスクールカーストで空しい思いするだけな気もするけれどw)

 


そういう高校時代を送ってきたからこそ、まだまだ若いloopが光り輝いて見えてしょうがなかった!


平日夕方に都内でライブできるんだから、少なくとも茨城よりは都心に近いところにいるのでしょう。
だとしたら、遊ぶ友達やスポットも多いだろうし、勉強方面だって頑張ればいろんな学校が選べるんだと思う。


そんな環境で、今しかない貴重な時間を費やして、頑張ってレッスンして、そして今このステージに立ってその努力の成果を披露してくれているんだ、ということにひどく感動しました。

他にも若いアイドルグループを数多く見てきたはずなのに、なんでloopに対してだけこんなに心動かされたのか、自分でも理由はよく分からないんだけど・・・
やっぱりダンスだったんでしょうかね。パワフルに、とっても楽しそうに踊るの。

 


そのメンバーの中で、特に印象的だったのが、冒頭で名前を挙げた、高梨りさちゃんだったのでした。

(右の緑色の子ですよん)

 

汗だくで髪を振り乱しながら、ニコニコ笑顔で元気いっぱいに動き回る姿とか。

最後に客席に向かって礼をするとき、誰よりも深く、一番最後まで頭を下げていた姿とか。


それらが気になって、一度お話ししてみたいな~と、自然と物販へ足を運び・・・

 

 

・・・結果から言うと、初めての物販で2周することになりました。

りさちゃん推しの誕生です。

 


いやね、客席から見ていたときはダンスに気をとられていたのですが、真正面で話したらあまりにかわいすぎて動揺した!


『こんなにかわいい女の子と2ショットなんて撮ってバチあたりませんか???』レベルのキョドりっぷり。
(※前述した声優ユニットはチェキ物販がなかったのです)

 

りさちゃん本人も、「女の子だ!」ってすごく喜んでくれて、嬉しかったなぁ。

 


りさちゃんにきゅん♡したのはいいものの、その年は新しい部署に異動した年で仕事の調整が難しく、9月の次にloop現場に行けたのは12月くらい。その後も3か月くらいあいちゃったかな。
比較的頻繁に(とはいっても1か月おきくらい)loop現場にいけるようになったのは、新年度になってからです。
踊っている姿を見るたびに、そして物販でお話するたびに、どんどんかわいい姿が発見できて、毎回デレデレになってる私がいます。

 

 

(美少女~)

 

 

2回くらいしか物販行ってなくて、次にいつ来るとも言ってないのに、そんな私のために年賀状を書いて用意してくれていたりさちゃん。

 

私がうっかり踏み入った話をしちゃったときも、ちょっと困りながら笑顔でうまく(?)流してくれたりさちゃん。(その節はごめんね)

 

水原希子ちゃんが大好きで、ある時期は出てる雑誌全部買ってたの!って熱弁するりさちゃん。

 

これからデートなんだーって言うと、ニヤニヤしながら「いいな~リア充は~w」って言ってくるりさちゃん。

(高校時代から付き合ってる人がいる、って言ったときの驚きっぷりが超かわいかったです)

 

某曲で、しゃがんでる体勢から一気に立ち上がるときに髪がふぁさぁって広がって美しいりさちゃん。

 

ひっそり結婚報告したツイートに♡とばしてくれたりさちゃん。

 

笑った顔がふにゃあ~~ってなって小動物みたいでかわいいりさちゃん。

 

 

大好きだ \(^o^)/

 

 

 

 

( ↓ふにゃ~~~りさちゃん)

 

 
 
 
さてさて、ここまで書いておいて落としどころが迷子になったので、孫引きで申し訳ないですがナンシー関氏の発言を記して〆ます。
 

 

 

d.hatena.ne.jp

 

ナンシー関はアイドルは<状態><存在>であると書いている。


アイドルというのは、歌がうまくてかわいくてなどという素材の問題ではないと思う。
素材と客との関係性において発生する「状態」のようなものだ。
たとえ歌ってくれなくても笑ってくれなくても、
存在してくれていることにカネを払おう、という客こそが「アイドル」の根拠ではないのか。
本当のアイドルは何もしなくていい。でも歌(CD)や写真集を出すのは、
支払い先のない客の消費行動の受け皿をつくるためだと思う。

ナンシー関『聞く猿』)

 

 

1997年に出版された本からの引用ですね。

 

数年前にこの文章を読んだときはあまりピンと来なかったのですが、声優ユニットしかり、loopしかり、特定の人を応援し続けてきたからかな、今読み返したらなんとなく気持ちがわかる気がします。

 

そりゃ笑ってくれないよりは笑ってくれたほうがいいけれど、存在してくれてありがとう、っていうのは、あるよねーって。

 

 

りさちゃんへ。

りさちゃんが楽しく毎日を過ごせるのが一番なので。

ダンス頑張るのもよし、趣味の美容を極めて更にメイク技術向上するのもよし。

身体を大事にして、自分の好きなことをやり続けてください。

どんな素敵な大人の女性になるのか楽しみです(*・▽・*)

 

 

一回り年上のファンより。