私はこうしてドリフェス!にハマった
1週間前に「ドリフェス!」の存在を認識し、ハマり、あれよあれよという間にTwitterアカウントも整えて絶賛ファン活動中のとらこです。自分でもびっくりしています。
気軽な気持ちでドリフェス!を始めたら、そこは沼の入口でした。
— とらこ◆ (@v_torako) 2017年11月4日
amazonプライムで1期全話一気見→twitter・pixiv巡回→2期リアルタイム視聴、を1日でこなすなど。とても楽しい👋⏰💸
いつきくん本人は格好いいのに、変な服着せさせてすまんな(課金力が足りない pic.twitter.com/6phnFISGY1
そもそも「ドリフェス!」とはなんぞや?というところですが、各種プレス発表記事での紹介では、
『2次元の新人5人組男性アイドル「DearDream」と、実際(3次元)のキャストによるユニット「DearDream」が連動した“2.5次元”アイドル応援プロジェクト』
となっています。
ドリフェス!の公式Twitterプロフには「 5次元(2次元+3次元)アイドル応援プロジェクト」という一文もあります。
ざっくり言うと、アミューズの俳優5人組ユニットを作って、その人たちがキャラクターの声をあてたゲーム出すよ!アニメもあるよ!アイドルとしてCD出すよライブもするよ!というメディアミックス企画ですね。
私がドリフェス!をきちんと認識し、そしてハマったのはこちらのブログのおかげでした。アツい良文。
詳しい紹介は、先人の記事や公式サイトを見ていただくとして。
このブログ記事では、ドリフェス!のどういうところが自分に刺さったか、個人的な話を書きたいと思います。
(ドリフェス!で腐萌えしていませんが、そういう話題も出るので要注意です)
ドリフェス!はアプリゲームから入ったクチなのですが、最も心を鷲掴みにされたのはプレイヤーとの距離感でした。
ゲームの中では、D-Fourプロダクションという事務所に、DearDream、KUROFUNEといった男性アイドルユニットが所属しています。
プレイヤーは、そのアイドルのファンです。
プロデューサーや作曲家やマネージャー、その他関係者ではなく、ただの1ファンです。
7人いるアイドルの中から応援アイドルを1人選ぶと、メインページでいろんなセリフを言ってくれます。
アイドル同士の交流が伺えるセリフ(「〇〇くんと△△したよ」)だったり、
ファンに対してのメッセージ(「早くファンのみんなに会いたい」「みんなの笑顔大好き」「いつもありがとう」)だったり、
時間帯に応じたもの(「いい朝だね」「おやすみなさい」)だったり。
現実世界でイベントがあるときは「楽しいイベントにしましょう!」のようなことも言ってくれます。
地続きの世界だ……って思わせられる、粋なサービス。
で、ここでいいなと思ったのは、「ファンのみんな」の部分。
決して、プレイヤー1人に愛を囁いてくることはありません。ただのファンだから。
※王子様系アイドルの風間圭吾くんは「貴方」「プリンセス」って呼びかけてくるけれど、私個人のことではないってことは容易に分かる
プレイヤーは、「ライブに参加」する形でリズムゲームを行い、「アイドルが出演している番組を見」て、解放されたキャラエピソードを読み進めていきます。
エピソードの中で、プレイヤーが落ち込んでいるアイドルを励ましたりすることは決してありません。
他のファンには見せない隠れた素顔を知る、こともありません。
番組に出てくるアイドルはいつも笑顔で、時々トラブルがあったとしてもユニットの中で解決して、そしてまたいつもの笑顔をファンに見せてくれます。
この、キャラクターに介入できない距離感がとても気持ちよかったんです。
全然私個人のことは見てない!
ただ楽しく応援していればそれでいい!!サイコー!!!
もともと私、乙女ゲームには苦手意識がありまして。
特にアンチってわけじゃないけど、自分がプレイするのは気恥ずかしい感じ。
イケメンがいっぱい出ていて、こちらに向かって笑みを浮かべている系のゲーム=乙女ゲーム だと認識していたので、ドリフェス!もきっとどこかで目にはしていたんでしょうけど、てっきり乙女ゲームだと思ってスルーしていたんでしょうね。
今思うと、なんてもったいないことをしたのでしょう。
製作陣のインタビューを早く読んでおけばよかった!
そもそもなんで乙女ゲームが気恥ずかしいんだろう?って考えると、小学生中学生時代にさかのぼるのですが……
その頃読んだ漫画といえば、4コママンガ劇場やコロコロコミック、小学〇年生(ポケスペ)、東京ミュウミュウで、その後は順調にWJ腐の道を辿って行ったので、りぼん的少女漫画文化に触れてないんですよね。
(ポケスペの、グリーンさんがベトベターに拘束されているシーンは超絶えろいからみんな読んでくれ)
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年頃になる頃には、元々の容姿コンプからのイケメンアレルギーも併発していて、
『イケメンが言い寄ってくる……? ナイナイ、コワイ……』状態。
女性主人公に感情移入もできないし、かといってイケメンと主人公の恋に客観的に萌えることもない。
しかし男性キャラ同士の絡みは見てて萌える。
そんな思春期でした。(こういう腐女子の方、割といるんじゃないかなぁって思います)
腐女子は腐女子でも色んなタイプがあって、モブおじさんになって受けちゃんにイタズラしたい人、当て馬になって推しをくっつけたい人、様々ですが、私はおそらく最大派閥であろう『推しカプの様子をずっと見守っていたい……』派。
キャラクターに干渉せず、言い寄られることもなく、ただただ見ていたい側の人間なので、乙女ゲームの類にはあまり触れずに20代後半までやってきました。
スマホゲームで「イケメン戦国武将と恋!」的な広告がバーン!と出ると((ヒィィ!イケメンが甘い言葉を!!))とこそばゆくなっていたタイプです。
(例外として、乙女要素のある「あんスタ」は唯一続いたけれど、あれは果たして乙女ゲームと言っていいのか…? 少なくとも私個人は乙女要素は気にせず、キャラ同士の関係性を見たくてシナリオ読み進めてました。)
そんな「キャラクターを一方的に愛でたい」派の私にとって、ドリフェス!はとても都合がよかったです。
なんせただのファンなので、干渉したくてもしようがありませんから。
芸能人&アイドルなどの表に出る系イケメンキャラの場合、
「( プレイヤー )さん、次の( 仕事等 )が終わったら( 場所 )に一緒に行こうよ♪」なんて言われたとしても
(2人でいるところをファンが見たらどう思うか……アイドルなら『李下に冠を正さず』なのでは……)とモヤモヤしてしまうような、壊滅的に乙女ゲームが合わないタイプなので、このキャラと関われない距離感がちょうどよかった。
この「お前ら」の安心感よ!
ドリフェス!のゲームで唯一介入できるのが、ライブが始まる前にドリカを飛ばして、アイドルに自分好みの衣装を着せること。
ちゃんとフリック操作でドリカを飛ばすようになっています。没入感がすごい。
私(ファン)が飛ばしたドリカを受け取って、チュッと口付けをして、その衣装に着替えて(変身して)くれます。
いつもファッション偏差値が低い衣装ばっかり着させてごめんな……
高貴な僕にふさわしい衣装 pic.twitter.com/ov8OxkFhyD
— とらこ_ド! (@d_torako) 2017年11月10日
曲をプレイする前には開演のアナウンスが流れ、曲が終わったあとには「お帰りの際は~」と終了アナウンスが流れ、まるで本当のライブに来たみたいです。
そして、いくらライブ(リズムゲーム)でプレイヤーがミスを連発したとしても、ライブが途中終了することはありません。
ストレスたまらなくていいや~と嬉しかったのですが、よく考えたらそりゃそうだ、プレイヤーはあくまでライブを見に来ている一ファンなのでした。
ファンの意志による途中退出(=中断)はできるけれど、つまみ出されることはない、っていうイメージで遊んでます。
と、ここまで書いてふと思ったのですが、リズムゲーム部分での操作って、ライブでいうところの、ペンライトを振ったりコールしたり、曲にノる行動なのかもしれないな~と。
コールやフリ(タップ)をミスしてもライブはつつがなく進行するけれど、ぴったり合うと楽しいし、演者のテンションも上がる(→スコアアップ)、みたいな。妄想ですが。
ゲーム同様、アニメもアイドル達が主体で進んでいて、かつファンのみんなの応援(エール)がアイドルの力になっているのが分かります。
オタクに優しいアニメだな~~~!!!と思いながら1期をぶっ続けで夢中で視聴しました。Amazonプライムは神。
毎回30分間に綺麗におさまってて、ほんっとうに、見ていてすごく気持ちがよかった。
普段声メインの仕事をしていない俳優さんたちがキャラクターを演じることもあり、序盤は台詞がたどたどしくて、『だ、大丈夫かな……』とハラハラ見ていたのですが、
回を重ねるごとにキャラクターを自分のモノにしていくのがよく伝わってきました。その成長ぶりも魅力的だと思います。
10話の、石原壮馬くん演じる天宮奏くんが佐々木純哉くんに言いつのるシーンは、焦燥感が見事で思わず聞き入った!
ゲームをプレイしている時点では推しを決めあぐねていたのですが、8話「いつきの選ぶ道」を見て号泣してからいつきくん推しになりました。
演じる太田将熙くんもな……笑った顔がとっても可愛いんや……
(ドリフェス!R研究室の最終回最高でした。アーカイブ見ます)
ドリフェス!というプロジェクト、ゲームシステムもアニメも全てのコンセプトが趣味にあってて、ハマるべくしてハマったコンテンツだという自覚はあります。
が、この記事を書くにあたって色々考えてたら、もう一つ、そういうタイミングだったんだなぁと思う事情が一つあったことに気づきました。
さらに個人的に話になっちゃうんですけどね。
冒頭で、ドリフェス!に出会ったのはブログ記事を読んだのがきっかけと書きましたが、それは今月はじめの11月3日のこと。
さかのぼることおよそ20日前の10月15日に、ファンになってから約2年間応援してきたアイドル高梨りさちゃんが、所属グループを卒業しました。
(この記事で書いた子)
卒業を知ったのは、10月8日に日付が変わった直後に更新されたグループ公式ブログ。
高梨りさラストライブについては10月15日を予定しております。
無情なスタッフコメントに
『え、え? あと一週間じゃん』と呆然としながら一週間を過ごし(※平日のライブ公演には都合で行けなかった)、ラストライブ当日を迎えて、花束等を渡して、彼女は最後まで笑顔で、
そうして、私が応援していたあの子は、姿を消しました。
分かってるんですけどねーーー。
姿が見られなくなったのは「高梨りさ」というアイドルで、生身の彼女は進学先も決まって今もどこかで元気でやっているということは。
でも、あまりにも突然だったので、自分の中で消化できないうちに終わってしまった感があって。
本音を言えば、もっと応援したかったし、ステージで輝く姿を見続けていたかった。
グループを解散したわけではないので所属グループ自体は日々都内の各所でライブを続けているんですが、他メンバーのことを好きな気持ちはあるとはいえ、推しちゃんのいないステージを見つめるにはまだちょっと辛い時期。
あーあ、このままどこの現場にも行かなくなるのかな~
月に何回も現場行って応援するにはお金もかかるもんね~
もうそろそろオタ趣味おさえて堅実に貯金しなさいっていうことなのかな~
なんて、そんなことを思っていたときに出会ったのがドリフェス!です。
(そして冒頭に戻る)
応援、やっぱりめちゃくちゃ楽しいよ!
ツアーに申し込んで無事パシフィコ横浜ご用意されましたし、
無事チケットがご用意された✌️
— とらこ_ド! (@d_torako) 2017年11月11日
多分これが初現場?になるはず。イケメンの圧に負けないように慣れておかないとね 眩しさで目がつぶれる pic.twitter.com/B6Z5B5rtqR
プレミアムバンダイのドリカライトも注文しました。
4月には引っ越すんだからあまり物を増やさないように……と気を付けていましたが、
つい先日、アニメ1期のサントラを買いました。
2.5次元アイドル応援プロジェクト『ドリフェス!』オリジナルサウンドトラック | |
TVサントラ 黒石勇人(株元英彰) 及川慎(溝口琢矢) 佐々木純哉(富田健太郎) 片桐いつき(太田将煕) 沢村千弦(正木郁) ランティス 2017-01-10 売り上げランキング : 125352 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
きっとライブ前には「ライブ予習!」の名目で各種CDが増えていることでしょう。
そして新居に移ったらアニメ円盤等を購入します。(断言)
物事が万事そうであるように、ドリフェス!のプロジェクトも、いつか終わりがくると思います。
ゲームがサービス終了する日も、いつの日か必ず来ます。
でも、少なくとも今この瞬間だけは、私の「応援したい!」を受け止めてくれる。
そんなドリフェス!プロジェクトが楽しくて、嬉しくて。
日々、DearDreamが載っている雑誌を買ったり、生放送番組にかじりついたり、アニメ2期をリアタイ視聴→リピート再生したり、ゲームぽちぽちしたりしています。
つくづく私は応援する側の人間だなーーー、と思いながら、現行イベントのロンドンツアーを楽しんでいます。
せっかく特効カード引き当てたんだから、1,000位以内目指したいな~~!
(ドリフェス!垢、アイコンは悩んだあげくフリー素材の「木」にしました)